「お礼」と「ブレットのお別れ会」のご案内
みなさま
ブレットの死から10日経ちました。
軽井沢では、まるで何事もなかったように、穏やかな春風が吹き、連休ということで多くの方々が訪れていらっしゃいます。クマの目撃などの通報も入り始めました。心の中でブレットに「さあ、いくぞ」と声をかけ、改めて気持ちを引き締め、新たな一歩を踏み出しました。
この度は、多くの皆様方からたくさんの励ましのお言葉をいただきました。
本当にありがとうございます。
皆様から頂いたお手紙1通1通に目を落としながら、大変勇気づけられました。また、これからも皆様の期待と希望にお応えできるように、前を向いてがんばります。
さて、ブレットは軽井沢の自然やクマ、そして、ここで暮らし、楽しむ人々のために人生をかけて本当によくがんばりました。
同時にブレット存命中は、地域の皆様を始め、多くの方々がその存在を気にかけていただいておりました。そんな皆様へ感謝し、共にブレットのいた日々とこれからに思いを致すため、ささやかな「ブレットとのお別れ会」を開催することにしました。
写真や映像でブレットの活動を振り返るコーナーなどを設ける予定です。
【日時】6月23日(日)13時~16時 (出入り自由)
【場所】ピッキオビジターセンター
誠に勝手ながら 供花・供物ならびに香典の儀は固くご辞退申し上げます。

田中純平
ブレットの死から10日経ちました。
軽井沢では、まるで何事もなかったように、穏やかな春風が吹き、連休ということで多くの方々が訪れていらっしゃいます。クマの目撃などの通報も入り始めました。心の中でブレットに「さあ、いくぞ」と声をかけ、改めて気持ちを引き締め、新たな一歩を踏み出しました。
この度は、多くの皆様方からたくさんの励ましのお言葉をいただきました。
本当にありがとうございます。
皆様から頂いたお手紙1通1通に目を落としながら、大変勇気づけられました。また、これからも皆様の期待と希望にお応えできるように、前を向いてがんばります。
さて、ブレットは軽井沢の自然やクマ、そして、ここで暮らし、楽しむ人々のために人生をかけて本当によくがんばりました。
同時にブレット存命中は、地域の皆様を始め、多くの方々がその存在を気にかけていただいておりました。そんな皆様へ感謝し、共にブレットのいた日々とこれからに思いを致すため、ささやかな「ブレットとのお別れ会」を開催することにしました。
写真や映像でブレットの活動を振り返るコーナーなどを設ける予定です。
【日時】6月23日(日)13時~16時 (出入り自由)
【場所】ピッキオビジターセンター
誠に勝手ながら 供花・供物ならびに香典の儀は固くご辞退申し上げます。

田中純平
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天国に逝ったブレットへ
ブレットとの出会いは、私の人生の宝ものです。
大切なパートナーを失った今、私は戸惑いを隠せません。しかし、自分自身の気持ちを静め、そして新たな人生を少しでも前に進むために、天国に逝ったブレットにお手紙を書きました。
「天国に逝ったブレットへ」
ブレット、お前は本当によくやった。Good Job on the Bearだよ。
お前と暮らした9年間、俺はいつもお前を見ていたよ。
お前も俺をずっと見ていたよな。
お前と一緒にパートナーを組めたこと、本当に幸せだった。お前もだよな、ブレット。
俺たちを引き合わせてくれた、キャリーさんには本当に感謝だな。

ブレット、俺は一生お前を忘れない。
お前の吠える声を、手綱から伝わるお前の力強さを、何百回もお前とクマを追いかけたことを、そして、いつも俺を温かなまなざしで励ましてくれたことを。
これまではお前が俺の道しるべだった。これから、俺は道に迷うかもしれない。
でも、そんなときは耳元でささやいてくれ。「そっちじゃないよ、こっちだよと」。
もっとお前の手綱を握っていたかった。
もっと介護で苦労をかけてほしかった。
それが俺のできる恩返しだと思っていた。

でもお前はそれをさせてくれなかった。なんでなんだろう。
その答えはまだ見つからない。これから少し考えてみるよ。
さようなら、ブレット。
天国で先に逝ったお父さんのブレイズ、お母さんのエイルとともに、自由に駆け巡れ。
俺も再びお前に会える日が来ることを楽しみに、これからの人生をがんばるよ。
これからも人とクマ双方の明るい未来のためにがんばるから、どうか見守っていてくれな。
また一緒に走ろうな、ブレット。
そして、最後に言わせてくれ。
ずっとそばにいてくれてありがとう。
本当に心強かったよ。
それでは、また会う日まで。
永遠のパートナー 田中純平
大切なパートナーを失った今、私は戸惑いを隠せません。しかし、自分自身の気持ちを静め、そして新たな人生を少しでも前に進むために、天国に逝ったブレットにお手紙を書きました。
「天国に逝ったブレットへ」
ブレット、お前は本当によくやった。Good Job on the Bearだよ。
お前と暮らした9年間、俺はいつもお前を見ていたよ。
お前も俺をずっと見ていたよな。
お前と一緒にパートナーを組めたこと、本当に幸せだった。お前もだよな、ブレット。
俺たちを引き合わせてくれた、キャリーさんには本当に感謝だな。

ブレット、俺は一生お前を忘れない。
お前の吠える声を、手綱から伝わるお前の力強さを、何百回もお前とクマを追いかけたことを、そして、いつも俺を温かなまなざしで励ましてくれたことを。

これまではお前が俺の道しるべだった。これから、俺は道に迷うかもしれない。
でも、そんなときは耳元でささやいてくれ。「そっちじゃないよ、こっちだよと」。
もっとお前の手綱を握っていたかった。
もっと介護で苦労をかけてほしかった。
それが俺のできる恩返しだと思っていた。

でもお前はそれをさせてくれなかった。なんでなんだろう。
その答えはまだ見つからない。これから少し考えてみるよ。
さようなら、ブレット。
天国で先に逝ったお父さんのブレイズ、お母さんのエイルとともに、自由に駆け巡れ。
俺も再びお前に会える日が来ることを楽しみに、これからの人生をがんばるよ。
これからも人とクマ双方の明るい未来のためにがんばるから、どうか見守っていてくれな。
また一緒に走ろうな、ブレット。
そして、最後に言わせてくれ。
ずっとそばにいてくれてありがとう。
本当に心強かったよ。
それでは、また会う日まで。
永遠のパートナー 田中純平
ブレットが天国に旅立ちました...
ブレットが天国に旅立ちました。
4月19日未明のことでした。
急性骨髄性白血病による再生不良性貧血が原因でした。

4月15日のことです。ついこの間まで毎日のように2人で何kmもランニングしていた野鳥の森。ブレットは野鳥の森の入口から30~40mほど進んだところで立ち止まってしまいました。「大丈夫か?ブレット」と声をかけましたが、彼の後ろ足はふらついていました。
病院での検査や所見の結果、「急性骨髄性白血病による再生不良性貧血」を引き起こし、極度の酸欠状態だったのです。また、急性骨髄性白血病はどんな犬でも低い確率(悲運)で突発的に発症し、抗がん剤治療等により処置を施しても完治することはほとんどなく、大抵は2週間~3ヶ月で命を落とすとのことでした。
それから、わずか4日あまり。
彼は4月19日1:20、私の腕の中で天国に逝ってしまいました。
あまりに突然の別れでした。
ブレットは、軽井沢の人とクマとの明るい未来を築くために、2004年にアメリカからやって来てくれました。その後、一緒にクマ対策犬(ベアドッグ)になるための訓練を重ねながら、立派に成長しました。日本はもちろん、アジアでも初のベアドッグで、これまでに438回ものクマの追い払いを行った他、町内のパトロールや小学校でのレクチャーなどで活躍してきました。
まだ3~4年は現場で働ける年齢でしたし、ハンドラーとして9年間を共に過ごしてきた私としては、とても悲しく悔しいです。
森の街「軽井沢」で人とクマとが共存していくために、ベアドッグは非常に大切なパートナーであることをブレットはその身をもって教えてくれました。来年は後継のベアドッグの育成する予定で、彼はそれを先輩犬としてサポートするはずでした。しかし、それもかなわなくなりました。そんな今、私はブレットの分まで、これまでに得たベアドッグの育成やハンドリングを、ブレットの後継犬に伝えていく必要があります。
ブレットはいなくても、彼との絆は永遠ですし、私は彼の存在を感じます。
これから少しずつ気持ちを整理しながらがんばります。
近いうちに、ブレットとの「お別れ会」を開催する予定でおります。
日程等の詳細については、決まり次第、HPやブログでご連絡いたしますので、ブレットを気にかけてくださった皆様に、ぜひお越しいただければと思っております
田中純平
4月19日未明のことでした。
急性骨髄性白血病による再生不良性貧血が原因でした。

4月15日のことです。ついこの間まで毎日のように2人で何kmもランニングしていた野鳥の森。ブレットは野鳥の森の入口から30~40mほど進んだところで立ち止まってしまいました。「大丈夫か?ブレット」と声をかけましたが、彼の後ろ足はふらついていました。
病院での検査や所見の結果、「急性骨髄性白血病による再生不良性貧血」を引き起こし、極度の酸欠状態だったのです。また、急性骨髄性白血病はどんな犬でも低い確率(悲運)で突発的に発症し、抗がん剤治療等により処置を施しても完治することはほとんどなく、大抵は2週間~3ヶ月で命を落とすとのことでした。
それから、わずか4日あまり。
彼は4月19日1:20、私の腕の中で天国に逝ってしまいました。
あまりに突然の別れでした。
ブレットは、軽井沢の人とクマとの明るい未来を築くために、2004年にアメリカからやって来てくれました。その後、一緒にクマ対策犬(ベアドッグ)になるための訓練を重ねながら、立派に成長しました。日本はもちろん、アジアでも初のベアドッグで、これまでに438回ものクマの追い払いを行った他、町内のパトロールや小学校でのレクチャーなどで活躍してきました。
まだ3~4年は現場で働ける年齢でしたし、ハンドラーとして9年間を共に過ごしてきた私としては、とても悲しく悔しいです。
森の街「軽井沢」で人とクマとが共存していくために、ベアドッグは非常に大切なパートナーであることをブレットはその身をもって教えてくれました。来年は後継のベアドッグの育成する予定で、彼はそれを先輩犬としてサポートするはずでした。しかし、それもかなわなくなりました。そんな今、私はブレットの分まで、これまでに得たベアドッグの育成やハンドリングを、ブレットの後継犬に伝えていく必要があります。
ブレットはいなくても、彼との絆は永遠ですし、私は彼の存在を感じます。
これから少しずつ気持ちを整理しながらがんばります。
近いうちに、ブレットとの「お別れ会」を開催する予定でおります。
日程等の詳細については、決まり次第、HPやブログでご連絡いたしますので、ブレットを気にかけてくださった皆様に、ぜひお越しいただければと思っております
田中純平
幸せの黄色いレシート
この春はいろいろな天気が訪れますね。
暖かくなったと思ったらまた寒くなって、風が吹いたり、雪が降ったり。
ようやく咲いたスイセンの花も寒そうです。

ところで、イオンの「幸せの黄色いレシートキャンペーン」をご存知でしょうか。
毎月11日の「イオン・デー」に、イオンの店舗で売り上げた金額の1%が、地域のボランティア団体などに寄附されるというものです。
私たちもイオン佐久平店でのキャンペーンに参加しており、活動内容に賛同していただいたお客様より、2013年の下半期に742,621円の黄色いレシートをご投函いただきました。

みなさまからのご厚志は、電地の購入費用に充てさせていただきました。
ご支援ありがとうございました。

軽井沢よりも300mほど標高の低い佐久には、コブシ前線がやって来ていました。
コブシが咲くと、冬眠からあけたクマが動き始めます。
発信器を付けたクマの動きをみるため、早速、受信機用に電池を使わせていただこうと思います。
玉谷
暖かくなったと思ったらまた寒くなって、風が吹いたり、雪が降ったり。
ようやく咲いたスイセンの花も寒そうです。

ところで、イオンの「幸せの黄色いレシートキャンペーン」をご存知でしょうか。
毎月11日の「イオン・デー」に、イオンの店舗で売り上げた金額の1%が、地域のボランティア団体などに寄附されるというものです。
私たちもイオン佐久平店でのキャンペーンに参加しており、活動内容に賛同していただいたお客様より、2013年の下半期に742,621円の黄色いレシートをご投函いただきました。

みなさまからのご厚志は、電地の購入費用に充てさせていただきました。
ご支援ありがとうございました。

軽井沢よりも300mほど標高の低い佐久には、コブシ前線がやって来ていました。
コブシが咲くと、冬眠からあけたクマが動き始めます。
発信器を付けたクマの動きをみるため、早速、受信機用に電池を使わせていただこうと思います。
玉谷
ユニホーム、変わりました!
4月からクマチームのユニホームが変わりました。
アウター、シャツ、ズボンともにグリーン系で統一しました。
昨日、記念撮影をしましたが、ブレットは「俺のユニホームは変わってないし・・・」という感じで耳をかきかき退屈気味??!

新しいアウターとして採用させていただきました Patagonia 様には、次期ベアドッグのご支援も頂くことになっております。
新しい制服で心機一転、これまで以上にがんばってまいりたいと思います。
田中
アウター、シャツ、ズボンともにグリーン系で統一しました。
昨日、記念撮影をしましたが、ブレットは「俺のユニホームは変わってないし・・・」という感じで耳をかきかき退屈気味??!

新しいアウターとして採用させていただきました Patagonia 様には、次期ベアドッグのご支援も頂くことになっております。
新しい制服で心機一転、これまで以上にがんばってまいりたいと思います。
田中
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