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キイチゴ(モミジイチゴの巻)

クマはこの時期、よくキイチゴを食べるという情報は、他市町村の資料やクマ糞の写真で以前から知っていました。
藪に入るとたくさんキイチゴは生えているし、たくさん実もつけています。しかし、ここ軽井沢ではあまりその様子を確認することが出来ませんでした。
しかし、ある日の追い払いでついに見つけました。

イチゴクマ棚


キイチゴ(モミジイチゴ)のクマ棚です。


この場所は、別荘の開発でカラマツ林を伐採し、3年程度放置していた状態です。
キイチゴの背丈は1~1.5mに達し、低木や草が密生しています。そして日光をたくさん浴びて、大きな実をたくさんつけています。
味は、甘酸っぱくて瑞々しい…といっても伝わりにくいと思いますので、具体的に表現すると薄皮を剥いたミカンを、もう少し水っぽくしたような感じです。

豊作

大粒!

この環境ですから、また来るかもしれません。しばらくは注意して夜間巡回をしていましたが、その発信器を付けたクマはその後この場所には現れませんでした。

クマ棚を見つけた翌日、全く違う場所で他の個体の物ですが、同じモミジイチゴのクマ糞を見つけました。

モミジイチゴの糞


オスの個体のもので大きな糞でしたが、その全てがイチゴだったため、かなり目立つ黄味がかったオレンジ色の塊でした。おそらく県境を越えた少し離れた場所でたくさん食べ、この木の下で休んでいたのでしょう。私たちが見つけた時はまだ生暖かかったのです。

一つ気づいたことですが、木を伐採し、森を切り開くと環境が悪くなるような気もしますが、そこに新しく生えてくる植物がまた多くの生き物たちの食事処になっているんだなぁと深々と考えてしまいました。

伐開地



ちなみにクマ達は、2日前からいきなりクワの実にシフトチェンジしています。

熊谷
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ブレットの活躍が物語に!

みなさま

私とブレットが、軽井沢の人とクマとの最前線でともに歩んできた8年間の記録が物語になり、学研パブリッシングから7月10日に発売されましたのでお知らせします。

タイトルは「クマを追え!ブレット~軽井沢クマ対策犬ものがたり~

クマを追え!ブレット表紙(小)

対象は小学生高学年。

物語ですので、大変読みやすく、この本でたくさんの子供たちがベアドッグのことはもちろんですが、クマのことや、人と動物とのかかわりについて考える機会になればという思いです。

ということで、早速、地元の小学校に寄贈してきました。

これは軽井沢西部小学校に寄贈させていただいたときの写真。

児童を代表して、図書委員長の上野美優さんが受け取ってくれました。
校長先生、教頭先生、上野さん、ありがとうございました。

贈呈式(上野さん)

ブレットはまだ現役でがんばっていますので、物語はまだまだ続きます。
これからも様々な場面で活躍できるようにがんばります。

田中&ブレット

ボランティア体験

7月からクマ対策チームにお世話になっている、ボランティアの渡辺と申します。
ボランティア初日から早速、クマのワナの設置、発信機付きのクマの追跡をするスタッフの方々に同行させていただきました。ワナからは獣臭が…。前回かかったクマの臭いだそうです。糞もありました。糞は資料として見つけるとすべて回収するそうです。捕獲容器を水洗いし、餌を仕掛けてワナの完成。2ヵ所に設置しました。

IMGP0570.jpg
今の時期は、サクランボ(桜の実)のたくさん入った
糞がよく見られるそうです

IMG_9415.jpg
ワナの設置作業のようす

クマの追跡では、しばらく同じ場所から動かない発信機付きのクマの状況を確認に行きました。アンテナを使って、発信機からの信号が強く聞こえる方向に向かい、林道から山の中へ。信号を頼りにひたすら進んでいきました。しばらくすると、「かなり近くまで来ているはずなんだけど…」とスタッフの方々が木の上など周囲を何度も双眼鏡で探し始めました。

「木の裏につかまっているとか、穴にいるとかかなぁ」と、5mほど先にある目の前の太い木を怪しむスタッフ。クマスプレーを構えて近づきかけた時、その木の後ろからクマが「ガウッ!」とうなって出て来ました。一瞬こっちに来るのかと思いましたが、飛び降りて反対の山を駆け上って行きました。クマがいなくなった後、木の裏を見てみると、大きな洞がありました。その中に潜んでいて、近くでウロウロしている私たちにしびれを切らして出て来たのではないかとのこと。

IMG_9694.jpg
クマが隠れていた大きな洞のある木

初日早々、かなり迫力満点のクマとの出会いとなりました。クマにはいい迷惑だったと思いますが、元気な姿を確認できてよかったです。
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