第2回「生物多様性 日本アワード」

この度、公益財団法人イオン環境財団(理事長 岡田卓也 イオン株式会社名誉会長相談役)による第2回「生物多様性 日本アワード」において、ピッキオが優秀賞に選ばれましたのでご報告いたします。

「生物多様性 日本アワード」は、「生物多様性保全」及び「生物多様性の持続可能な利用」の推進を目的として、2010年10月に日本(名古屋)で開催された、生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)を契機に創設されました。
今年で第2回目となる「生物多様性 日本アワード」では、5団体に優秀賞が贈られ、ピッキオはツキノワグマの保護管理事業や環境教育の取り組みが評価されて受賞に至りました。

下の写真は、品川プリンスホテルにて取り組みの紹介をするピッキオ代表の桑田と、イオン環境財団の岡田理事長から表彰状を受け取る桑田、玉谷です。

熱弁
クマ用の発信器を首に巻いて熱く語りました。

緊張
緊張しました・・・。

優秀賞を受けた有限会社熊谷産業(宮城県)、日本雁を保護する会(宮城県)、NPO法人多摩源流こすげ(山梨県)、株式会社野田自然共生ファーム(千葉県)のお話からは、いかに生物多様性を保全していくかという、共通の熱い思いを感じました。
また、最優秀賞を受賞された「日本雁を保護する会」の代表、呉地様は「活動を成功させるためには、様々な関係者を巻き込み、人間の多様性を増すことも大切です」と仰っていました。

気の合う人間どうしでいるのは楽だけれど、それだけでは、活動の輪が広がりませんね。
やるべきことはたくさんあることを実感しました。

表彰していただいたことを励みに、精進してまいります。
今後ともよろしくお願いいたします。

  玉谷
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ひとの正義・クマの正義

はじめまして、東京コミュニケーションアート専門学校、野生動物保護専攻2年の雨宮成です。
9月1日から9月21日までクマチームで研修を受け、学校では得られない貴重な体験をしました。

研修生として過ごした間に様々なことを感じましたが、その中でも僕が一番興味を感じたのは、人にも色々な人がいるように、クマにも色々なクマがいるということです。
体長、年齢、性別はもちろん、行動や性格も一頭一頭違うことを知りました。
例えば、大部分のクマは車で近づいただけで離れていく中で、花火で威嚇しても、あまり動じないクマもいました。
そんな彼らを見て、クマもまたそれぞれが、色々なことを感じ考えながら毎日を生きているのだな、と感じました。

 クマチームでは、なるべくクマを殺さず人と共存していくために様々な活動をしています。
それでも、農作物などの被害を出して駆除の対象になってしまう個体もいます。
人の安全を守りつつ、どうやったらクマと上手く付き合っていけるのか、苦悩しながらも、昼夜を問わず、休みも返上で働くクマチームの方々の姿に感動しました。

しかし、周囲では、捕獲したクマは駆除すべきだ、と言う声も少なからずあるようです。
勿論、人の命はなによりも大切です。
クマが臆病だとしても、人と遭遇した場合100%人に危害を加えないとは限りません。

それでも、人が安全に、幸せに、毎日を生きる権利があるように、クマにだって当然のように毎日を生きる権利があると僕は思います。
駆除という最後の手段を選択する前に、僕達にも出来ることがあるのではないでしょうか。

ブログ写真雨宮2

クマは凶暴なイメージがありますが、怪物ではありません。
いつも通り食料を探していて、罠に捕まってしまった彼らから見れば、銃を構える人間のほうがよっぽど怪物に見えているかも知れません。

さらに、ある場所で駆除をしたとしても、そこに別の個体が入ってきて被害を起こす可能性もあります。
そして再び駆除されてしまう。
それでは、なんの解決にもなりません。
僕の好きな特撮ヒーローの言葉を借りるならば、それは、「血を吐きながら続ける、悲しいマラソン」です。

これからも人とクマが共存していくためには、電気柵での防除や、クマに人は恐いものだと教えるなど、人間側がもっと工夫していく必要があります。
そのためにも、ピッキオのような組織が全国的に増えていってほしいです。
そして僕もこれからもっと勉強を積み、そういった活動にこの身を投じていきたいです。
これからも頑張ります。

ブログ写真雨宮1

  雨宮成