小さな吸血鬼「マダニ」
先日捕獲したクマの発信機取り付け作業中、小さな月の輪のやや左上あたりに、米粒大いや麦粒のような大きさでつるつるの黒い塊が付いていました。
ピンセットでつまみとり、手のひらに載せてみてびっくり!とても大きなダニでした。
血を吸っておなかいっぱい、体長も1cm近くあります。

私たちにもっとも身近なダニは、畳やカーペットで暮らしているイエダニやチリダニという種類で、体長0.7mmで半透明、顕微鏡をつかってやっと見える大きさです。
このクマが連れていたダニはマダニという種類で、本州にはヤマトマダニやフタトゲチマダニがいますが、今回捕獲したクマから捕獲したダニはなんという種類でしょうか?
サンプルとして3匹頂戴しました。
熊谷
ピンセットでつまみとり、手のひらに載せてみてびっくり!とても大きなダニでした。
血を吸っておなかいっぱい、体長も1cm近くあります。

私たちにもっとも身近なダニは、畳やカーペットで暮らしているイエダニやチリダニという種類で、体長0.7mmで半透明、顕微鏡をつかってやっと見える大きさです。
このクマが連れていたダニはマダニという種類で、本州にはヤマトマダニやフタトゲチマダニがいますが、今回捕獲したクマから捕獲したダニはなんという種類でしょうか?
サンプルとして3匹頂戴しました。
熊谷
スポンサーサイト
目撃情報看板を設置しました
一昨日、新たに「目撃情報看板」を設置しました。

みなさんからお寄せいただく情報をもとに、特に注意すべき場所にこのような看板を設置し、
付近を通行される方に注意を促します。
実はここ道路わきなのですが、看板のうしろに見える森へ、道路南の藪から渡る場所なのです。
道路の南にはクワの木が多く、この時期食べごろのクワの実があるため、クマがここを利用しているのです。
このような注意看板は、遭遇の可能性が高い時期と場所を選定しながら設置しておりますので、見かけたら付近を通行される際はいつも以上にご注意ください。
もっとも、この看板を設置していた時にそばいた児童のように「見たい!」と言われて看板のそばに居られても、実際に見ることはかなり困難なのですが…。
詳しい出没状況などはNPO PicchioのHP内にある「軽井沢町内の最新クマ情報」で半月ごとに更新してお知らせしております。
まずはクマの出没場所や遭遇の状況を知り、個人でできる予防から始めてみて下さい。
春山

みなさんからお寄せいただく情報をもとに、特に注意すべき場所にこのような看板を設置し、
付近を通行される方に注意を促します。
実はここ道路わきなのですが、看板のうしろに見える森へ、道路南の藪から渡る場所なのです。
道路の南にはクワの木が多く、この時期食べごろのクワの実があるため、クマがここを利用しているのです。
このような注意看板は、遭遇の可能性が高い時期と場所を選定しながら設置しておりますので、見かけたら付近を通行される際はいつも以上にご注意ください。
もっとも、この看板を設置していた時にそばいた児童のように「見たい!」と言われて看板のそばに居られても、実際に見ることはかなり困難なのですが…。
詳しい出没状況などはNPO PicchioのHP内にある「軽井沢町内の最新クマ情報」で半月ごとに更新してお知らせしております。
まずはクマの出没場所や遭遇の状況を知り、個人でできる予防から始めてみて下さい。
春山
クワの実注意報
野生のクワの木は、みなさんのご自宅の近くにもありますか?
普段は目立たないクワの木ですが、この時期は実を付けるので見つけやすくなります。

小指の爪ほどの小さな実は、白色から赤色へ、さらに熟すと写真のように黒っぽくなります。
こうなると人が食べても美味しく、クマにとっては、この上ないご馳走になります。
クワの実をたわわにつけた木にはクマが来るかもしれませんので、注意をしてください。
先に収穫してしまうことも、クマを引き寄せないための有効な手段です。
・・・
軽井沢町ではここ数日、電波発信器を付けた1頭のメスグマがある森に滞在しています。
そのクマは、きっとクワの木に登り、太い腕で枝を手繰り寄せ、クワの実を頬張っているのです・・・。
春山
普段は目立たないクワの木ですが、この時期は実を付けるので見つけやすくなります。

小指の爪ほどの小さな実は、白色から赤色へ、さらに熟すと写真のように黒っぽくなります。
こうなると人が食べても美味しく、クマにとっては、この上ないご馳走になります。
クワの実をたわわにつけた木にはクマが来るかもしれませんので、注意をしてください。
先に収穫してしまうことも、クマを引き寄せないための有効な手段です。
・・・
軽井沢町ではここ数日、電波発信器を付けた1頭のメスグマがある森に滞在しています。
そのクマは、きっとクワの木に登り、太い腕で枝を手繰り寄せ、クワの実を頬張っているのです・・・。
春山
○○グマ
ピッキオでは毎朝4時から、ツキノワグマ捕獲のためにかけた檻のチェックをおこなっています。
ある日の早朝、国有林の檻に向かっていたとき、車に付けた受信機が鳴り始めました。
『ビュィーッ ビュィーッ』
檻は餌を引っ張ると扉が閉まり、同時に発信器が作動する仕組みになっています。
どのクマが捕まったのだろうかと予想しながら、急いで現地に向かいました。
あの緊張感に包まれながら、周囲に注意しつつ、
檻にそっと近寄り小窓を開けてみると

薄い茶色の毛皮、白くて細い鼻に楕円形の小さな体
アナグマでした。
おや?よく見ると2頭も!
中でぴったりくっついて寝そべっています。
同じように「クマ」が名前につくものの、
ツキノワグマはクマ科、アナグマはイタチ科と種類の全く違う動物です。
一気に緊張感がほぐれ、親子の仲むつまじい様子にほのぼのしながら、扉を開けてあげました。
お母さんが先に飛び出し、まだ小さい子供は後からぴょこぴょこ出て行きました。
しかし2頭が走って行ったのは全くの別方向、後でちゃんと会えるかな?なんて考えながら車に戻りました。
田口
ある日の早朝、国有林の檻に向かっていたとき、車に付けた受信機が鳴り始めました。
『ビュィーッ ビュィーッ』
檻は餌を引っ張ると扉が閉まり、同時に発信器が作動する仕組みになっています。
どのクマが捕まったのだろうかと予想しながら、急いで現地に向かいました。
あの緊張感に包まれながら、周囲に注意しつつ、
檻にそっと近寄り小窓を開けてみると

薄い茶色の毛皮、白くて細い鼻に楕円形の小さな体
アナグマでした。
おや?よく見ると2頭も!
中でぴったりくっついて寝そべっています。
同じように「クマ」が名前につくものの、
ツキノワグマはクマ科、アナグマはイタチ科と種類の全く違う動物です。
一気に緊張感がほぐれ、親子の仲むつまじい様子にほのぼのしながら、扉を開けてあげました。
お母さんが先に飛び出し、まだ小さい子供は後からぴょこぴょこ出て行きました。
しかし2頭が走って行ったのは全くの別方向、後でちゃんと会えるかな?なんて考えながら車に戻りました。
田口
| HOME |