「どんぐり返し」の日

11月に入り、軽井沢の紅葉はピークを迎えました。

赤いモミジ

カラマツの黄色もきれいですね。

黄色いカラマツ

一昨日には浅間山にうっすらと雪が積もりました。
平年より4日遅い初冠雪だったそうです。

初冠雪から2日

今日、11月3日は、軽井沢町で20年以上続く「どんぐり返し」の日です。
地元の小学生が拾い集めたどんぐりを苗畑にまきます。
育った苗木は山に植えられ、生き物を育む、災害に強い森になります。

どんぐりいっぱい

陽光とカラマツの葉が降り注ぐ空の下、気持ちよくどんぐりをまくことができました。

いい天気

イノシシなどの野生動物に食べられないように、畑を電気柵で囲います。
長い杭を打ち込むのは熟練の技。不安定な脚立の上で、体の軸がまったくぶれません。

体軸がぶれない

でも、近くに寄って写真を撮ろうとすると、銅像のように固まってしまわれるのでした。

固まってしまわれた

週末も天気が安定しているようです。
終盤の紅葉を見に、軽井沢へお越しください。

  玉谷
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サクラも植えました

5月8日の日曜日に毎年恒例の「どんぐりがえし」がありました。
どんぐりがえしは、かつて浅間山麓に広がっていた豊かな森に戻すことを目指した広葉樹の植樹活動で、今年は27回目となります。
晴天にも恵まれ、軽井沢町内、町外から130名の方々が林に集い、良い汗をかきました。
開会式

ところでピッキオでは、「トヨタ環境活動助成プログラム」の支援を受けて、これまでに植樹された木の生育状況や野生動物による利用状況を把握し、一年間を通じて動物が利用できる林にすることを目的としたとりくみを行っています。

今回は『「どんぐりの森」の動物たち』と題して、これまでの植樹地点で撮影された動物たちの写真展を開きました。
写真展

11ヶ所に設置した自動カメラには、シカ、イノシシ、カモシカなど11種類の哺乳類とカケス、ヤマドリ、キジバトが写っていました。
オスジカ(小)⑤151123
白カモシカ(小)⑧150919

クマも写っていましたよ。
クマ(小)⑤151024

また、今回はどんぐりの木(ミズナラ)850本に加えて、ウワミズザクラとヤマザクラの苗木150本を植えました。
サクラの実はクマたちの夏の大事な食べ物になります。
この子が大きくなる頃には花も実もたくさんつける木になっていることを願って・・・
一緒に成長

それでは皆様、また来年5月の「どんぐりがえし」でお会いしましょう。

  玉谷

追伸:5月に入り、クマたちは一斉に動き出しました。子グマを連れた母グマも少しずつ行動範囲を広げています。彼らと出会わないため、森へ入る際は心構えとクマ鈴等の携行をお願いいたします。

どんぐり返し

今日は「どんぐり返し」がありました。

開会式

地元のボランティア団体「どんぐり運動の会」は、浅間山麓の本来の森を取り戻そうと、1990年以降、ミズナラやコナラなどの苗木を植えてきました。
小学生が集めたどんぐりを苗木にしてから山に返すので、「どんぐり返し」という名前が付きました。

第25回目のどんぐり返しとなった今日は天候にも恵まれ、100名以上の参加者が集いました。
植えたのはミズナラ、コナラ、クヌギの合計約1000本です。

親子で植樹

背中の子が大人になる頃、植えた木にはどんぐりがなり、ここはいろいろな動物が来る林になっているのでしょう。

  玉谷

冬の寒さにも負けず

12月も下旬になり、いよいよ冷え込んできました。
野鳥の森入口では、今朝9時の時点でマイナス6℃でした。

先日、International School of Asia, Karuizawaのみなさんと、森へセンサーカメラの回収に行きました。

センサーカメラ回収

みなさんにとっては、入学してから初めて迎える軽井沢の冬になります。
それぞれ、インド、タイ、アメリカがご出身ということで、粉雪の舞う尾根は寒く感じたことでしょう。

でも、からだを寒さになじませて、また森へ行きましょう!
きっと、この時期ならではの素敵な景色に出会えると思います。

クマが登ったイヌブナの木の下で

そうでした。
回収していただいたセンサーカメラには、シカ、イノシシ、クマなどが写っていましたよ。
また見にいらしてください。

  玉谷

ボランティア体験

7月からクマ対策チームにお世話になっている、ボランティアの渡辺と申します。
ボランティア初日から早速、クマのワナの設置、発信機付きのクマの追跡をするスタッフの方々に同行させていただきました。ワナからは獣臭が…。前回かかったクマの臭いだそうです。糞もありました。糞は資料として見つけるとすべて回収するそうです。捕獲容器を水洗いし、餌を仕掛けてワナの完成。2ヵ所に設置しました。

IMGP0570.jpg
今の時期は、サクランボ(桜の実)のたくさん入った
糞がよく見られるそうです

IMG_9415.jpg
ワナの設置作業のようす

クマの追跡では、しばらく同じ場所から動かない発信機付きのクマの状況を確認に行きました。アンテナを使って、発信機からの信号が強く聞こえる方向に向かい、林道から山の中へ。信号を頼りにひたすら進んでいきました。しばらくすると、「かなり近くまで来ているはずなんだけど…」とスタッフの方々が木の上など周囲を何度も双眼鏡で探し始めました。

「木の裏につかまっているとか、穴にいるとかかなぁ」と、5mほど先にある目の前の太い木を怪しむスタッフ。クマスプレーを構えて近づきかけた時、その木の後ろからクマが「ガウッ!」とうなって出て来ました。一瞬こっちに来るのかと思いましたが、飛び降りて反対の山を駆け上って行きました。クマがいなくなった後、木の裏を見てみると、大きな洞がありました。その中に潜んでいて、近くでウロウロしている私たちにしびれを切らして出て来たのではないかとのこと。

IMG_9694.jpg
クマが隠れていた大きな洞のある木

初日早々、かなり迫力満点のクマとの出会いとなりました。クマにはいい迷惑だったと思いますが、元気な姿を確認できてよかったです。