鼻曲山

本日、クマの居場所を確認するために、軽井沢町の東北にある「鼻曲山」付近の尾根上を歩いてきました。
今日は曇り空で残念ながら景色は見れなかったので、写真は10月30日に撮影した写真をアップしました。
晴れた日はこのように、東側に遠く群馬県の榛名山を見ることができます。
その手前には、霧積温泉の北側の山々を見ることができます。
先月から発信機を付けたクマの多くが、秋の堅果類(ドングリやクリなど)を求めて山深い場所へ移動しています。
今日も、ここ数日行方不明だったメスのクマを1頭、ここで発見する事ができました。
実はここ鼻曲山の直下は、どこの車道からもクマの居場所を探索する事が出来ない場所なのです。
調査用の受信機とアンテナを持ち、自分の足で歩いて山を登り調査をしなければならない場所なのです。
クマにとっては山奥の良いエサ場でも、我々追跡する者にとっては、苦労の多い場所なのです。
でも、我々同様にクマも、この素晴らしい景色を眺めながら移動しているのでしょうか。
この景色を眺めながらそんな風に想いを馳せてみました。
春山
『平成 熊あらし 〜異常出没を追う〜』の受賞が決定!
このたび、ツキノワグマと人の関係に迫ったドキュメンタリー映画『平成 熊あらし 〜異常出没を追う〜』が、文化庁による文化記録映画優秀賞と、社団法人映像文化製作者連盟による「映文連アワード2009」の最優秀作品賞(グランプリ)を受賞しました。ピッキオの活動を軋轢の前線における保護管理の取り組みとして紹介していただいた本作品の受賞は、私たちにとっても嬉しいお知らせとなりました。
なお、『熊あらし』についてのご感想やお問い合わせは、群像舎(電話:03−3267−3997)までお願いいたします。

●文化記録映画賞
【平成21年度(第7回)文化庁映画賞受賞一覧】
文化記録映画大賞
作品名:嗚呼 満蒙開拓団
製作団体名:株式会社 自由工房
文化記録映画優秀賞
作品名:風のかたち―小児がんと仲間たちの10年―
製作団体名:いせFILM
作品名:平成熊あらし〜異常出没を追う〜
製作団体名:株式会社 群像舎
【贈賞理由】
『平成熊あらし〜異常出没を追う〜』 監督:岩崎 雅典 2009年/61分
岩波映画製作所で主に野生動物の記録映画を手がけ、今や群像舎の代表として野生動物ドキュメンタリー作品を作り続ける岩崎雅典監督の手腕に感服せざるを得ない秀作だ。2006年に熊が大量出没したことに疑問を抱いた岩崎監督が、2年に渡り軽井沢近郊に棲むツキノワグマを追い、マタギの継承者がなく生態系が崩れているところまで迫る対象への丹念な迫り方よ!『マタギ又鬼』(82)から27年、粘り強さと演出に磨きが増すばかりだと敬服。<寺本 直未>
文化庁映画賞とは・・・
http://www.bunka.go.jp/geijutsu_bunka/eiga_eizou/eigashou/index.html
●映文連アワード2009
【グランプリ表彰】
■最優秀作品賞(グランプリ)
『平成熊あらし〜異常出没を追う〜』61分
製作:(株)群像舎 自主製作
■文部科学大臣賞
『名古屋大学から世界の頂点をめざして
下村 益川 小林 3氏のノーベル賞への軌跡』27分
製作:(株)日テレ アックスオン クライアント:名古屋大学
■経済産業大臣賞
『帰ってきたもうひとつの遺産 綴TSUZURI 文化財未来継承プロジェクト』7分48秒
製作:(株)電通クリエーティブX クライアント:キヤノン(株)
■優秀作品賞(準グランプリ)
○『難病患者の心をつなぐテクノロジー』
(前編) 「伝の心」開発物語 13分40秒
(後編) 「心語り」開発物語 16分10秒
製作:(株)カジマビジョン クライアント:(株)日立製作所 / 日立インターメディックス(株)
○『白磁 井上萬二のわざ』 35分
製作:(株)桜映画社 クライアント:文化庁
○『Kingyo』 25分
エドモンド・楊(早稲田大学 大学院国際情報通信研究科)
【贈賞理由】
グランプリを受賞した『平成熊あらし〜異常出没を追う〜』は<動物と人間の関係を通して日本列島の現在を広く深く考えさせられる作品。互いに適切な距離を保って平和共存してきた森の熊と里の人の均衡が崩れた70年代から、両者の不幸な出会いは多発するようになった。動物記録の豊富な経験を生かして「熊問題」の最前線を描くだけでなく、豊かさや利便性を求めて人間がもたらした国土の多面的な変化を丁寧に掘り起こし、共生復活への道筋を示唆している>と評価された。
映文連アワード2009受賞作決定!
http://www.eibunren.or.jp/top/eibunren-award2009_4.html
玉谷
なお、『熊あらし』についてのご感想やお問い合わせは、群像舎(電話:03−3267−3997)までお願いいたします。

●文化記録映画賞
【平成21年度(第7回)文化庁映画賞受賞一覧】
文化記録映画大賞
作品名:嗚呼 満蒙開拓団
製作団体名:株式会社 自由工房
文化記録映画優秀賞
作品名:風のかたち―小児がんと仲間たちの10年―
製作団体名:いせFILM
作品名:平成熊あらし〜異常出没を追う〜
製作団体名:株式会社 群像舎
【贈賞理由】
『平成熊あらし〜異常出没を追う〜』 監督:岩崎 雅典 2009年/61分
岩波映画製作所で主に野生動物の記録映画を手がけ、今や群像舎の代表として野生動物ドキュメンタリー作品を作り続ける岩崎雅典監督の手腕に感服せざるを得ない秀作だ。2006年に熊が大量出没したことに疑問を抱いた岩崎監督が、2年に渡り軽井沢近郊に棲むツキノワグマを追い、マタギの継承者がなく生態系が崩れているところまで迫る対象への丹念な迫り方よ!『マタギ又鬼』(82)から27年、粘り強さと演出に磨きが増すばかりだと敬服。<寺本 直未>
文化庁映画賞とは・・・
http://www.bunka.go.jp/geijutsu_bunka/eiga_eizou/eigashou/index.html
●映文連アワード2009
【グランプリ表彰】
■最優秀作品賞(グランプリ)
『平成熊あらし〜異常出没を追う〜』61分
製作:(株)群像舎 自主製作
■文部科学大臣賞
『名古屋大学から世界の頂点をめざして
下村 益川 小林 3氏のノーベル賞への軌跡』27分
製作:(株)日テレ アックスオン クライアント:名古屋大学
■経済産業大臣賞
『帰ってきたもうひとつの遺産 綴TSUZURI 文化財未来継承プロジェクト』7分48秒
製作:(株)電通クリエーティブX クライアント:キヤノン(株)
■優秀作品賞(準グランプリ)
○『難病患者の心をつなぐテクノロジー』
(前編) 「伝の心」開発物語 13分40秒
(後編) 「心語り」開発物語 16分10秒
製作:(株)カジマビジョン クライアント:(株)日立製作所 / 日立インターメディックス(株)
○『白磁 井上萬二のわざ』 35分
製作:(株)桜映画社 クライアント:文化庁
○『Kingyo』 25分
エドモンド・楊(早稲田大学 大学院国際情報通信研究科)
【贈賞理由】
グランプリを受賞した『平成熊あらし〜異常出没を追う〜』は<動物と人間の関係を通して日本列島の現在を広く深く考えさせられる作品。互いに適切な距離を保って平和共存してきた森の熊と里の人の均衡が崩れた70年代から、両者の不幸な出会いは多発するようになった。動物記録の豊富な経験を生かして「熊問題」の最前線を描くだけでなく、豊かさや利便性を求めて人間がもたらした国土の多面的な変化を丁寧に掘り起こし、共生復活への道筋を示唆している>と評価された。
映文連アワード2009受賞作決定!
http://www.eibunren.or.jp/top/eibunren-award2009_4.html
玉谷
クマと出遭わないために
当団体のベアドッグハンドラー、田中純平が、NHKの番組「生活ほっとモーニング」に出演します。
本格的な秋山シーズンを前に、クマと出会わないためのポイントや、万一遭遇してしまった時の対処法などをご紹介する予定です。
直前のご案内になってしまいましたが、お時間の合う方は、ぜひご覧ください。
■日 時
9月30日(水)8:35〜9:25(うち15分ほど)
■放送局
NHK 総合
■番組名
生活ほっとモーニング
玉谷
本格的な秋山シーズンを前に、クマと出会わないためのポイントや、万一遭遇してしまった時の対処法などをご紹介する予定です。
直前のご案内になってしまいましたが、お時間の合う方は、ぜひご覧ください。
■日 時
9月30日(水)8:35〜9:25(うち15分ほど)
■放送局
NHK 総合
■番組名
生活ほっとモーニング
玉谷
頭上にも注意の時期です
すっかり涼しくなり、朝の気温が一桁になる事も多く紅葉が始まった軽井沢では、クマの食べ物も変化してきました。
8月下旬から、民家の軒下などにできていた蜂の巣を食べていたクマもいました。
蜂の巣と聞くとミツバチを連想される方も多いと思いますが、意外にも巣の中の幼虫を狙ってスズメバチの巣も食べています。

今年、軽井沢では写真のスズメバチが多いという話しを耳にしました。
そのスズメバチの巣が大きく目立つようになる夏の終わりの時期に、建物の軒下にできた蜂の巣を求めてクマが出没し、建物の屋根瓦や壁に被害が出た事もありました。

写真のように、こんなにも豪快に蜂の巣を食べます。
食べられた蜂の巣に周囲には、怒ったスズメバチが飛んでいる事がありますので、こんな食べ痕を見かけたら近寄らないように注意してください。
ちなみに、対応中の我がピッキオスタッフもスズメバチに刺されるという事件がありました。幸いにも事なきを得ましたが、中にはスズメバチの毒で無くなる方もいらっしゃいますので、十分に注意してください。
まだまだ巣を求めてクマが来ることもありますので、「我が家にも巣がある」と言う方は、クマの被害に合わない為にも、ご自身の安全の為にも、蜂の巣を専門の業者などにお願いして駆除することをお勧めいたします。
さてお気づきの方も多いと思いますが、少し前から道路がクリのイガでいっぱいです。
ピッキオスタッフは、今年はクリの実の付きが良さそうだと判断しています。
この時期になると…
そうです。クマがそのクリやドングリを求めて移動・出没しています。

写真のように、クリのイガを器用に外し、中の固い皮を口の中で中身と分けて器用に食べています。
クマも「旬」の食べ物を求めて移動・出没していますので、これからは木の実を求めて樹上にいる事も多いと思います。
みなさんも、バキバキと枝を折るような音を聞いたり、樹上に気配を感じたら、そこにクマがいるかも知れませんので、これからは頭上にもご注意ください。
春山
8月下旬から、民家の軒下などにできていた蜂の巣を食べていたクマもいました。
蜂の巣と聞くとミツバチを連想される方も多いと思いますが、意外にも巣の中の幼虫を狙ってスズメバチの巣も食べています。

今年、軽井沢では写真のスズメバチが多いという話しを耳にしました。
そのスズメバチの巣が大きく目立つようになる夏の終わりの時期に、建物の軒下にできた蜂の巣を求めてクマが出没し、建物の屋根瓦や壁に被害が出た事もありました。

写真のように、こんなにも豪快に蜂の巣を食べます。
食べられた蜂の巣に周囲には、怒ったスズメバチが飛んでいる事がありますので、こんな食べ痕を見かけたら近寄らないように注意してください。
ちなみに、対応中の我がピッキオスタッフもスズメバチに刺されるという事件がありました。幸いにも事なきを得ましたが、中にはスズメバチの毒で無くなる方もいらっしゃいますので、十分に注意してください。
まだまだ巣を求めてクマが来ることもありますので、「我が家にも巣がある」と言う方は、クマの被害に合わない為にも、ご自身の安全の為にも、蜂の巣を専門の業者などにお願いして駆除することをお勧めいたします。
さてお気づきの方も多いと思いますが、少し前から道路がクリのイガでいっぱいです。
ピッキオスタッフは、今年はクリの実の付きが良さそうだと判断しています。
この時期になると…
そうです。クマがそのクリやドングリを求めて移動・出没しています。

写真のように、クリのイガを器用に外し、中の固い皮を口の中で中身と分けて器用に食べています。
クマも「旬」の食べ物を求めて移動・出没していますので、これからは木の実を求めて樹上にいる事も多いと思います。
みなさんも、バキバキと枝を折るような音を聞いたり、樹上に気配を感じたら、そこにクマがいるかも知れませんので、これからは頭上にもご注意ください。
春山
軽井沢の野生動物
こんにちは、東京環境工科専門学校の野口と申します。
ピッキオには8月の中旬からクマ対策班のインターンとして活動させて頂いています。
私は今回初めて軽井沢に滞在しましたが、予想外の自然の豊かさに驚かされています。何しろクマはもちろんですが、早朝には別荘の庭にキツネがいるし、夜間クマの追跡を行っていると道路を大きなイノシシが歩いているし、日中にサルの群れが広場に現れるしと、私にとっては大変刺激的な経験でした。

堂々と道を歩くサルたち もちろんクマもいました(目が光ってます)
ただ、それは野生動物との距離が近いということは摩擦も多いということで、クマに荒らされたトウモロコシ畑を見たり、サルの被害にあわれた別荘の方のお話を聞くと正直複雑な心境になりました。外部からたまに訪れた際に野生動物と遭遇できることは幸運なことかもしれませんが、その地にすむ人たちにとっては重大な問題です。

収穫前にクマに食べられてしまったトウモロコシ
ただ護ることばかりが共存の道ではないと、野生動物との接し方を改めて考えさせられる3週間でした。
インターン 野口大輔
ピッキオには8月の中旬からクマ対策班のインターンとして活動させて頂いています。
私は今回初めて軽井沢に滞在しましたが、予想外の自然の豊かさに驚かされています。何しろクマはもちろんですが、早朝には別荘の庭にキツネがいるし、夜間クマの追跡を行っていると道路を大きなイノシシが歩いているし、日中にサルの群れが広場に現れるしと、私にとっては大変刺激的な経験でした。

堂々と道を歩くサルたち もちろんクマもいました(目が光ってます)
ただ、それは野生動物との距離が近いということは摩擦も多いということで、クマに荒らされたトウモロコシ畑を見たり、サルの被害にあわれた別荘の方のお話を聞くと正直複雑な心境になりました。外部からたまに訪れた際に野生動物と遭遇できることは幸運なことかもしれませんが、その地にすむ人たちにとっては重大な問題です。

収穫前にクマに食べられてしまったトウモロコシ
ただ護ることばかりが共存の道ではないと、野生動物との接し方を改めて考えさせられる3週間でした。
インターン 野口大輔



